カスタムボートプロジェクト♯20

カスタムボートプロジェクト♯20

プロジェクト♯18でご報告しました駐艇会員さまのボートカスタムの報告です。

ここまでの様子はコチラをチェック→https://sheltermarine.jp/customboats18/

 

今回のボートカスタムは元々エンジン不調の修理依頼から始まったのですが、カスタム作業を進めている中、さまざまな不良個所が見つかっていきます。

エンジンの載せ替えが一旦完了したタイミングでオーナーさまがボートの様子を見にマリーナに遊びにきました。八郎潟は釣りシーズンの最中!テストも兼ねて一旦引き渡し実際に釣りをしてもらいながらエンジンの調子や走行テストの結果をオーナーさまに確認してもらいました。

そんな中、釣行の途中で今度はトローリングモーターから異音が出るという事でまたまたボートはピットガレージへ逆戻りとなってしまいます。

今回はボートカスタムの予算が限られているのでレンタルボート用にスペアとしてストックしてあるオーバーホール済みのトローリングモーター数基の中からオーナーさまに一基を選んでもらい早速リギング作業へ。

因みに今回の作業一連はメカニックの「いとうくん。」が担当しております。とても丁重な作業で1つ1つ作業を進めてくれます。

動かすとジャリジャリと異音の出るモーターを取り外し手際良く選んでもらったトローリングモーターへ交換します。マウントは既存の物をそのまま利用して予算を節約する事に。

節約した分、新たにボートオーナーお気に入りのトロールジャケットを取り付けました。

くどいですが今回のカスタムは予算ありきのプロジェクトとゆう事でエンジンもトローリングモーターも中古品をリグしましたがそれらはしっかりと整備、オーバーホールを行いましたので今後、大きなトラブルに突然見舞われるリスクは最小限といえるでしょう。

特にエンジンは日頃からメンテナンスをまめに行っている個体を再度入念に整備。

パッキン類やインペラー、エンジンオイル、ギヤオイル、エレメント、プラグなど、チェックや交換の項目は多岐にわたります。

これらは地味な作業ですがとても大切です。通常メンテナンスをシーズンオフ中にしっかりとやっておけばシーズン中は釣りに集中できるものですが今回のようにシーズン中に肝心のボートが不調だと釣りができなくなってしまうのに加え、修理代金が余分にかかってしまいます。壊れてから直すのと壊れる前に予防するのでは大きく違ってくるものです。快適に釣りをするためにもシーズンオフ中にボート整備をしっかりとやっておく事をお勧めします。

まだまだカスタム作業、修理作業はつづきます。

 

 

カスタムボートプロジェクト♯19

カスタムボートプロジェクト♯19

当マリーナでローランス製品の取り扱いを始めた為、ここ最近はお客様からローランス製品の取り付け依頼でガレージはバタバタしておりました。

それもあってローランスゴーストとHDSLIVEをデモ艇のフィッシャーFX-18へリギングする作業報告がおくれてました。

 

前回からのカスタムボートプロジェクト♯16からのつづき

 

もともと付いていたミンコタ社ウルトレックスのマウントを取り付けた際に開けた穴がそのまま使えるのですが写真のようにモーターを挙げた状態にするとスタンドポールがガンネルに干渉してしまいます。ゴーストのマウントを内側にオフセットすれば解決するのですがそれだとガンネルに新しくまた穴をあけなければなりません。

できるだけボートにドリルで穴をあけたくないので写真のように工夫してみました。

これで本体の取り付けはオッケー。

次ぎにゴースト専用のGPSアンテナを取り付けます。

このアンテナでスポットロック等の制御をします。

リセストレイにペダルを設置します。

因みにゴールはペダル上のフットスイッチの位置を左右どちらにでも選べます。

写真はフットスイッチが左のバージョンです。

リア側のHDSLIVEはストラクチャースキャン3Dの振動子です。この振動子は既にもう一艇のイーグル155に取り付けでおり性能は実証済み。以前の物より格段に映し出される画像が鮮明になっております。

アルミボートと違いバスボートの場合は振動子の配線を取り回す際にデッキの下のストレージケースを外してから配線の取り回し作業を行ってゆきます。

↑ドライバースシートの後ろ側のストレージハッチを開けてケースと取り外すとこんな感じ。

ここはめったに開ける箇所ではないのでついでに溜まった汚れやゴミを掃除します。(写真は掃除前)

↑リア側のハッチを開けてバッテリー3個を外してその下のフロアパネルも外してストラクチャースキャン3D振動子の配線の取り回しを行います。銀色凹型の物体はガソリンタンク。

↑写真中央に見える丸い物体はポンプです。この部分もめったにアクセスする事はないので故障はしてませんがビルジポンプ、ライブウェル用の循環ポンプ(内循環用と外循環用)計3つのポンプも新品と交換しておくことにしました。

今回のご報告はここまで。

作業はお客さまご依頼のボートカスタムやメンテナンス作業の合間を使って確実にすすんでおります。

 

※ローランスのゴースト、フィッシャーへの取り付け後、テストが完了したら試乗できますのでご希望の方は池田まで連絡をください。他にも最新のローランス製品をこのあとフィシャーFX18にリグしてゆく予定でおります。取り付け作業や取り付け後、湖上でのテストの模様はこのカスタムボートプロジェクトでご報告してゆく予定でおりますのでご興味ある方は乞うご期待。

 

 

 

 

 

 

カスタムボートプロジェクト♯18

カスタムボートプロジェクト♯18

今回は駐艇会員さまのボートカスタムのご報告をさせて頂きます。

当初はエンジンの不調という事で修理のご依頼をいただいておりました。

湖上で走行テストを行い症状を確認しながらパーツ交換→テスト走行を繰り返していたのですが次々に不都合な個所が見つかり、予算と修理にかかる時間を考えるとシーズン中という事もあり思い切ってエンジンを乗せ換える事に….

当店としてはスズキのニューエンジンをお薦めしておりましたが他にもカスタムしたい部分などもあるようで全体的な予算を考えて当マリーナの人気レンタルボート「クイントレックスE13のエンジンを利用してのカスタムプロジェクトとなりました。

このスズキニューエンジンはレンタルボートのクイントレックスE13に載せました。詳細はコチラ↓↓

https://sheltermarine.jp/quintrexe13renewal/

話は戻って、まずは元々ついていた不調のエンジンを取りはずして新たに前出の整備済みのヤマハ4ストローク25馬力エンジンに載せ替えます。

 

ルックスは最初についていたエンジンよりこちらのヤマハの方がカッコいいと思います。

湖上で走行テストを繰り返し問題のない事を確認したついでに当初から気になっていたトローリングモーター、ステアリングケーブルチューブ破損個所。

んー、このモーターかなり傷んでるなあ、、などと思いながらも全体的な予算を考え今回はケーブルチューブの破損個所のみをアップデート。

いい感じになりました!

 

作業まだまだつづく。。

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