カスタムボートプロジェクト#26
カスタムボートプロジェクト♯26
シーニンフ14k改めwolfishboats14kのカスタム作業のご報告です。
ここまでの作業内容はコチラから↓
今季は5艇のカスタムボート製作を同時進行中です。
その中の1艇、カスタムボートプロジェクト♯24でご報告したをwolfishboats14k のカスタム作業が更に進んでおります。
今回はフロアフレームの作業やカスタムパーツの取り付け作業のご報告です。
前回のブログでご報告のとおり塗装作業が終わった14k、次はアルミのスペースフレームを組んでゆきます。この段階でボートのデッキレイアウトが決まります。

14フィートの長さがあるボートなので真ん中の浮力体前方にストレージを配置します。もちろんケースもFRPで専用仕様で製作しております。

ボート前方のレイアウトはこんな感じ。リセストレイもオリジナルFRP専用パーツです。

後方はこんなレイアウトです。見えない部分なのですがwolfishboatsはダブルフロア構造で製作してます。フロアパネル下のアルミフレームだけではなく縦にもアルミフレームを組んでさらにその下にもう1つのアンダーフレームを入れて立体的なスペースフレーム構造となってます。こうすることでボート自体の剛性がかなり上がります。

こうしてプラットホームとなるスペースフレームが組みあがったところで前でのストレージの前方にライブウェルのタンクをフィットさせます。今回はステンレス製のタンクを採用しました。

マニアックな部分ですがタンクとボートのハルのクリアランスはこんな風になってます。スルハルがアルミボディーに干渉してないことを確認しながらインストールしてゆきます。

そしてこの14Kのハイライトの一つでもあるボブスマシンのジャックプレート、これは特注品でアメリカ本国のボブズマシンでブラックカラーのパーツを特別に作ってもらいました。

トランサムにジャックプレートを取り付ける作業に入るところで今回のご報告はここまで。
この14Kはかなり気合の入ったカスタムボートでカッコいいボートに仕上がる予定ですので
お楽しみに!
カスタムボートプロジェクト#25
カスタムボートプロジェクト♯25
ウイザードパント330改めwolfishboats330のカスタム作業のご報告です。
ここまでの作業内容はコチラから↓
カスタムボートプロジェクト♯23

ボートカラーも決まったので塗装の工程作業をどんどん進めてゆきます。
今回はボートをフルカラーでペイントすることにしました。船底とボートの内側はマッドブラックにペイントします。養生を念入りに行った後は一気にペイントします。

船底はこんな感じ。塗った直後なのでテカってますが乾くとつや消しになります。

ボートの内側はこんな感じ。因みに船底と内側はキズが入りやすい箇所です、なので後からタッチアップで補修がしやすいようにエアブラシではなくローラー仕上げとなってます。
更には今回のボートカスタムでは新しいチャレンジもしております。

ウイザードパント330はなぜかバウアイがついていません。トレーラーでランチングを行う場合、ウインチのフックをかける場所に困ってました。今まではバウ前方に2か所あるハンドルにロープをかけてそのロープにウインチのフックを引っかけてランチングしてました。

そこで今回はスペシャル?パーツを製作してみました。

wolfishboats330専用パーツ、バウアイです。


ちゃんとキールにアルミ溶接してあり角度のきついスロープでのランチングや長距離のボートトレイルも楽勝です。見た目にもこっちの方が断然カッコイイです!
八郎潟冬季オフリミット中もガレージでは早春のシーズン開始に向けて様々な作業を進めております。皆様がお越しになる頃にはさらにカスタム作業は進んでいると思います。それまでは作業内容をブログ「カスタムボートプロジェクト」にてご報告してゆきますので。是非ご覧ください
カスタムボートプロジェクト#24
カスタムボートプロジェクト#24
シーニンフ14k
前回までのプロジェクト
カスタムボートプロジェクト#2
カスタムボートプロジェクト#3
カスタムボートプロジェクト#4
2019年の5月の報告から始まったシーニンフ14kのカスタムボートプロジェクトですがいよいよ完成が見えてきたのでここまでのご報告となります。ここまでの作業報告はカスタムボートプロジェクト#2から#4を読んでください。

もう皆さんには何度もご報告してきたこの作業風景、こちらは先日入荷した他の14kの写真です。
ボートのストリップ→水漏れチェック→水漏れ箇所の補修→そして船体のサンディング作業です。

もちろんボートの内側も全部やります。12kと違って14kはコードネームからもわかるように14フィートの長さですので作業もその分大変なのですがここまでくれば後は比較的楽しい作業となります。逆に言えばこの状態までもって来るのが骨の折れる作業の連続なのです。

そして塗装の工程へと入ってゆきます。このパートは池田くんの腕の見せ所です。まずは丁寧に下地作りから。アルミの地金に直接カラーを塗装しても塗料はうまく乗りません。先にプラサフを吹いてミッチャクロンを吹いてそれからベースカラー(今回はアイガーグレーメタリック)さらにはトップコートと作業は続きます。


一連の塗装工程が終わるとこんな感じ。
ブログに書くと簡単そうに見えますが何度もエアブラシによる塗装を施し、尚且つ塗料の液だれなどおきないように細心の注意を遣うこの工程はとても普通の人にはできません。


で仕上がるとこんなカラーに(さすが池ちゃん!)
そしてボートはガレージへと運ばれてゆきます。

因みにボートの内側はマッドブラックに塗装しました。
この後1週間程、塗膜が完全硬化するまでまってフロア下のフレーム作業に入ります。
次回はwolfishboatsの内側アルミ素材によるフレーミング作業の様子をお届けします。
つづく。。