チャプター⑮八郎潟という最高の湖 ~晩秋に使うべきルアー編 ~【加藤敏久】

筆者:加藤敏久

⑮晩秋に使うべきルアー編

今回は11月に使うべきルアーの考え方をご紹介いたします。水温の低下で釣れなくなる時期にはどんなルアーを使うべきなのか?そういった悩みや迷いをなくすことが価値ある1匹に繋がりますので参考にしてみてください。

11月の低水温期を攻略するのはこのルアー

 

11月に入って水温が下がり基本的にはあまり釣れない時期に突入しますが、そうなってからは釣れるルアーは限定されていきます。

 

低水温期と言えば、やはり【リアクション】の釣りが効果的になってきます。

 

そして、【喰わせ】の釣りはより一層難しくバスがセレクティブになっていますので、丁寧に・繊細にアプローチして動かしていく必要があります。

 

 

低水温期に有効な喰わせのルアーとは?

 

上記したように、低水温が進むにつれて喰わせの釣りはどんどんセレクティブになってきます。そんな状況でも有効になるのは【ネコリグ】です。

 

他の時期の攻略法にも出てくるネコリグですが、八郎潟での喰わせと言えばネコリグは圧倒的にストロング! とりあえず釣りたいという方はネコリグをやり込んでみると釣れる魚が極端に増えると思います。

 

 

なぜなら、八郎潟でのライトリグはしっかりコントロールできているか方が圧倒的に少ない…ただの一般的なライトリグではなく、八郎潟的なライトリグなのでそこがあまり理解できていないというのがポイントで、そこを考えてやり込めればシーズン中に釣れないまま帰宅…という事がなくなると思います。

 

セレクティブなバスに合わせるとなると、太さや長さ違いのストレートワームがあると状況に合わせた使い分けができるので効果的です。

太さが違うワームは水押し(波動)が違い、その違いが低水温期には大きな違いとなるので、その日の状況でどんなストレートワームが有効になるのか?ローテーションしながら使ってみるといろいろなことが見えてきます。

 

 

シンカーのウエイトは0.9gをメインで使用します。しかし、風が強くて操作しづらい時は1.3gを使います。

0.9gを使う理由は、根掛かり防止と、バスに対していかにナチュラルに見せるかという事を考えての選択です。

 

 

低水温期に有効なリアクションのルアーとは?

リアクションの釣りで使うルアーは2種類あります。【クランキングシャッド】と【メタルバイブレーション】です。

クランキングシャッドとメタルバイブレーションはどちらもリアクション要素が高いルアーなのですが、リアクションの強さと使用方法が異なります。

 

クランキングシャッドとメタルバイブレーションを比べた際、クランキングシャッドは線の釣り、メタルバイブレーションは点の釣りです。

 

クランキングシャッドはボトムに当てて巻き続ける事でリアクション効果を発揮しますが、メタルバイブレーションはショートピッチのリフト&フォールで存在感の明滅がリアクション効果を発揮するので、同じリアクションの釣りでも全く異なる存在です。

 

 

低水温期のルアーローテーション

 

 

私が実際に行っていたルアーローテーションは【ネコリグ】⇒【クランキングシャッド】⇒【メタルバイブレーション】の順番です。

 

バスが喰わせの釣りで釣れるようならネコリグのワームローテーションで喰わせる事が可能ですが、季節が進み喰わせに反応しづらくなると、クランキングシャッドやメタルバイブレーションのリアクションの釣りが有効となってきます。

 

クランキングシャッドの場合はリアクション効果と説明していますが、喰わせとリアクションの両方の要素を持っているので、実際は初めからネコリグにプラスしてルアーローテーションに入れて攻めていきます。

 

11月中旬頃まではネコリグとクランキングシャッドのみで攻略可能ですが、水温が下がるにつれてどちらにも反応が悪くなっていきます…そうすると点でリアクション効果が発揮できるメタルバイブレーションが有効になります。

 

 

簡単に言うなら、ネコリグとクランキングシャッドで釣れていたけど釣れなくなったからメタルバイブレーションを使おう!といった感じでOK。

 

まとめ

11月に入ると、釣れるルアーはどんどん少なくなっていきます。

しかし、重要な要素を理解して攻略していけば多くのルアーの中からどれが効果的なのだろう?と悩まなくて済みます。

オフシーズンに向けてのラストスパートを楽しみましょう!

 

バスがどこに居て、どんな状態なのか?どんなものを捕食しているのか?これらをシンプルに考えることでルアーと釣り方が絞り込めます。

 

 

知識や経験から絞り込んだポイントで、絞り込んだルアーを投入する。その際には「これでいいのか?」と言う不安や疑問よりも「これで釣れる」「これで反応が無ければあのルアーなら釣れる」といった確固たる自信をもって釣りをすることが大切で、それが価値ある一匹に繋がっていくのです。

 

今回ご紹介したルアーを参考にしていただき、ゲーム性MAXの楽しすぎる晩秋の八郎潟を攻略して頂けたらと思います

 

 

WEST SIDE ONLY 2020 8月レンタルボート部門 優勝 八重樫和彦さんインタビュー

シェルターマリンのトーナメントWEST SIDE ONLY 2020 8月レンタルボート部門1位の八重樫和彦さんのインタビューです。今回はハーロックガイドサービスのセッション中にキャッチした魚でウェイン。8月の難しい時期に沖の浚渫をディープクランクでキャッチ!見事優勝となりました。八重樫和彦さんおめでとうございます㊗️

 

8月からラウンド2が再開しました。ラウンド2(後半戦)は8月、9月、10月の開催となっております。

まだまだ、シーズンはつづきますが(後半戦)は魚のポジションも変わってまたシーズン前半とは違ったアプローチが求められテクニカルなシーズン。これからのシーズンこそがバスフィッシングの醍醐味ではないでしょうか。

参加費無料となっておりますので是非皆さんご参加ください。

 

詳しくはこちら↓

https://sheltermarine.jp/westsideonlydegital/

チャプター⑬八郎潟という最高の湖 ~ターンオーバー編~【加藤敏久】

筆者:加藤敏久

⑬ターンオーバー編

今回は八郎潟におけるターンオーバーについて解説していきます。

ターンオーバーは秋になると起こる現象で、それはどういった現象なのか?その際はどこで釣りをしたらいいのか?

理解していないととても悲惨なことになりますので今回の内容はしっかり頭に入れておきましょう。

 

ターンオーバーを攻略

 

初めに、ターンオーバーについて基本的な原理を理解しておく必要がありますし、それが分かればいろいろなことが見えてくると思いますので解説していきます。

前回の記事でも少し書きましたが、ターンオーバーの原理は下記の通りです。

 

 

【ターンオーバーの仕組み】

 

夜から朝にかけて気温の低下とともに湖の表水温が低下

水温は低くなると比重が重くなる(4度が最も重い)

上層が冷やされることによって上層の水温が下層の水温より低くなる

上層の水温の方が低くなるという事は上層の水の方の比重が重くなる

上層と下層の水の比重が逆転するため水が上下で入れ替わる

 

 

ターンオーバーの仕組みが分かったと思いますが、ここで重要な要素は1番最初に書いた【夜から朝にかけて気温の低下とともに湖の表水温が低下】と言うところです。

 

日中に暖められて湖の水が、夜から朝にかけての冷え込みで一気に冷やされます。するとターンオーバー現象が起きるわけですが、つまり、冷え込みの激しい日にはターンオーバーが起きやすいという事なので、天気予報を見ていればターンオーバーが起きそうな日もある程度の予想は出来たりもします。

 

逆に、秋でも曇っていたりしてあまり冷え込まない温かい朝にはターンオーバーはあまり起きません。

 

ターンオーバーによる湖への影響

 

ターンオーバーが上層と下層の水が入れ替わる現象だという事は理解できましたか?それではターンオーバーによって湖にはどんな影響が出るのでしょうか?

そして、バス達への影響はどうなのか?

 

ターンオーバーによって湖に起こる大きな現象としては【溶存酸素量の低下】【水質の悪化】です。

どちらもバスにとっては非常に重大な変化になります。

 

簡単に言うと水中の酸素量が減ってしまう現象と下層の水が湖底のごみや泥などを巻き込んで上がってくるので濁ってしまいます。(ターンオーバーが起こると水が臭くなるのはこの為)

ターンオーバーからポイントを絞る

ターンオーバーが起きると上記のような事が湖に起きますが、逆にそれらの影響を受けないポイントや受けづらいポイント・回復が早いポイントが分かれば、そこにバスは居るはずです。

 

【溶存酸素量の減少】⇒【酸素が多いポイントはどこか?】

【水質の悪化】⇒【水質の悪化が起きにくいポイント、回復の早いポイントはどこか?】

これらを考えていく必要があります。

ターンオーバーも真夏のアオコで釣りづらい時期と考え方が同じで、ポイントを絞り込みやすくなっているとも考えられます。

つまり、酸素の多いエリアや水が回復しやすいエリアが分かっていれば、そのほかのエリアは切り捨てることが出来るので、一気にポイントが絞り込めます。

それでは、具体的にどんなポイントがターンオーバーが起きた際に有効なポイントとなるのか?

【溶存酸素量の多いポイント】

・水温が低い

・流れがある

・水生植物の周り

・風が当たるところ

・流れ込み

 

【水質の悪化がしづらいポイント・回復の早いポイント】

・流れがある

・水生植物の周り

・シャロー

・ハードボトム

 

 

【具体的なポイント】

・流入河川

・水路

・アシ等水生植物周り(奥)

・動いている水門

・ちょっとした流れ込みでもOK

・風下

・ハードボトムのシャロー

 

 

基本的に上記のような感じでポイントのセレクトをしていくことでターンオーバーを攻略できると思います。

 

 

その他の対応策としては、縦ストを狙うのも効果的です。

 

ターンオーバーで水が悪くなると、バスの活性が落ちますが、その際に縦ストに身を寄せて水の回復を待つ?のかどうかは分かりませんが、縦ストなどに身を寄せていることは多くなります。

八郎潟で言うと、杭やアシ、急深のブレイク、水門の壁際、橋脚などを釣ってきます。基本的には活性が低いのでスローな釣りを展開していくと効果的になります。

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