八郎潟西部承水路 2020年7月16日の釣果情報

時折晴れ間も広がる日もありますが引き続き梅雨らしい梅雨月間継続中でございます!

水温も大きな変動はなく20度台前半で推移中です。そのためアオコもまだまだ少ない感じ。釣れ方にメリハリが無く、ちょっと難しいタイミングですね。

打撃月間は割りかし優しい季節なので、より一層辛いタイミングではありますが、必ず突破口はございますよ!

 

打撃のスペシャリスト目黒さんは…

普通に打っていっても、反応がイマイチだったようで、この日はクランクベイトをチョイスしていらっしゃいました!二日間とも雨雨の中お疲れ様でした!来月はカラッと暑いハズの八郎潟でお待ちしております!

 

小関さんは…

今日は簡単でしたね!っと驚きの一言…

数もサイズもズバ抜けて釣っていらっしゃいました!エリア選択と釣り方がバッチリアジャストするとここまで別な世界が広がるのかと本当に驚きました!ある一定の時間帯でまとめて釣ったという感じでは無く、一日中コンスタントに釣れたそうです!

 

週間天気予報を見ても、まだメリハリのない感じが続きそうですね。しかし、決してバスのコンディションが悪くて難しいという訳ではございませんので、突破口を見つけたら良い思いできますよ!

チャプター⑪八郎潟という最高の湖 ~実は釣りやすい真夏編~【加藤敏久】

筆者:加藤敏久

 

⑪実は釣りやすい真夏編 

真夏のアオコを攻略する方法を解説しましたが、今回 本当は厳しいようでそうではない!考え方次第では釣りやすいですよ。という内容で解説していこうと思います。

真夏の八郎潟の攻略思考法

 

真夏はシーズンを通してもかなり釣りづらいだけではなく、釣り人側も暑く辛い時期でもありますので、出来るだけ無駄をなくして効率的に攻略したいところですよね!?

 

真夏の八郎潟はアオコだらけでいったい何処で釣りをしたらいいのやら…迷路に迷い込んでしまう方も多いのではないでしょうか?

 

八郎潟は冬のオフシーズンがあるので春から秋までがシーズンだとすると、早春と晩秋の低水温期はとても釣りづらいですよね?

 

その期間はあまり釣れないので釣りをする人自体も減るのですが、そんな中でもノーフィッシュ覚悟で釣りに行く方もいます。

 

そんな早春と晩秋はノーフィッシュ、いわゆる「ボウズ」になる可能性が非常に高いですし、釣り人側もそれは理解していると思いますが、実は真夏も同じように「ボウズ」の可能性が高くなります。

 

 

一匹の価値がグッと上昇しているのですが、これは意外と理解されていないため、ノーフィッシュになる可能性を頭に入れていない方は「あれ?今日は厳しいなぁ」のまま一日が終わってしまいます。

 

初めから早春や晩秋のころのようにノーフィッシュの可能性もあるという事を理解していれば集中力も違ってくるのではないでしょうか?そうなると使うルアーも違うし、入るポイントも厳選するはずです。

 

ちょっとした違いなのですが、その意識の差が釣果にも繋がってくるのが真夏の八郎潟です。

特にボートで釣りをする人に多いので気を付けましょう。真夏はどうしても水が良くて涼しい水路に多くのバスが入るので、こうなるとオカッパリの方が圧倒的に釣りやすくなります。

そうは言っても広いフィールドの中でバスを探し出すボートの釣りで釣果を出したいボーターの方も多いはずなので、厳しい状況の中でいったいどうしたらいいのか?それを考えていきます。

実は釣りやすいのが真夏!

今までの話をまとめてみると下記の様な感じですね。

・暑くて釣りづらい。

・アオコがあるから釣りづらい。

・水路のような条件の良いところ以外釣りづらい

 

真夏は釣りづらいと思いがちですが、実はそれは思い違いかもしれません。

まず考えてもらいたいのは、釣りやすいと言ったアフター回復の時期です。

アフター回復の時期は巻きモノの釣りで釣れるから楽しいと思いがちですが、実はバスの体力が回復しているのに加えバスにとって適水温の為、泳ぎ回ってしまって喰わせるポイントが絞り込めないので巻きモノの釣りの効率が良くなるのということです。

 

つまり、真夏のバスは好条件のポイントに集まる為、釣りやすくなるのです。釣り人からすれば、狙いどころがない泳ぎ回るバスを狙うより、目に見えるストラクチャーなどに着いているバスの方が狙いやすく釣りやすいという事ですね。

真夏のバス=絞り込みやすい

考え方次第で難しくも簡単にもなる真夏の八郎潟ですが、バスの居るポイントは絞り込みやすくなるので後はしっかり喰わせることが出来るかという事だけです。

居るけど喰わないバスを攻略すればノーフィッシュの心配はしなくて大丈夫ですね。

チャプター⑩八郎潟という最高の湖 ~真夏編(8月~9月中旬)~【加藤敏久】

筆者:加藤敏久

 

真夏の八郎潟の攻略法をお伝えしたいと思います。

夏の八郎潟と言えば【アオコ】ですよね。アオコが発生して水温が20度後半になるとバスも釣り人もヘロヘロの状態…そんな状況を打破するための方法を解説していこうと思います。

真夏の八郎潟を攻略

真夏の八郎潟は先ほど言ったようにアオコとの闘いとなります。

そして、アオコを攻略することが真夏の八郎潟を攻略する事にも繋がります。

アオコの基礎知識

意外と知らないアオコの正体ですが皆さんご存じでしょうか?

【アオコ】

・植物プランクトン(ラン藻)が大量発生したもの

・悪臭がする

・抹茶色でドロドロ

・光合成をする→ほかの水草が光合成を出来なくなり繁殖できない

・浮き袋がある(浮いたり沈んだりする)

・富栄養化=窒素やリンなどの栄養物質が多く流入すると大量に増殖する

・溶存酸素量の減少原因=酸欠

・魚のエラに詰まり呼吸できなくなる可能性もある

 

上記のようなことを考えると、魚にとっては良いことがないですよね。更に、ラン藻の中には有毒な種類もあるようです…

 

ちなみに、大量発生原因の一つのリンですが、家庭用洗剤からの「有機リン」も含まれています。

 

 

アオコを避ける

 

アオコはバスにとっていい要素が無いことが分かったと思いますが、そう考えると、必然的にアオコを避けて釣りをすればいいという事ですね。

アオコは浮袋で浮き沈みは出来るのですが、他の移動はできないので、流れがあればその流れに乗って動きます。つまり、流れがあるところにはアオコが少ないという事になります。

流入河川や小さな流れ込み、水門が動いていればアオコが少ない可能性があります。

風によってアオコが集まるという事を考えると風上側や、風の吹き始めなら風が当たっている側の酸素量が増えるのでバスにとっては良い条件にもなります。水面はアオコに覆われていても水中の水が良い状況の時もあるのでしっかり見極める必要があるという事です。

 

 

 

真夏のバスの状況による釣り方

真夏の八郎潟は水温が30度くらいまで上がってしまう為、それだけでも釣りづらいのに加えてアオコ…

アオコに気を取られていると、アオコが少ないから釣りやすい!と思いがちですが、高水温も攻略しなくてはいけません。

夏のバスが好きなポイント

・シェード

・流れ

・酸素が豊富

・ベイトが多い

これに加えて、暑いので出来るだけ消耗したくない、動きたくないバスの行動量はアフター回復の時期に比べて激減していると考えていいと思います。

こうなってくると

・釣り方はどうしたらいいのか?

・メインのベイトは何なのか?

そういった事を考える必要があります。

まず、行動量が減っていて動きたくないという事を考えると、アフターの時期のように再び甲殻類を捕食するようになります。真夏の八郎潟ではアオコの上にエビが跳ねた跡が残っている事がありますが、その跡はバスに追われたエビが跳ねて逃げた跡なので目印になります。

 

この時期は全てのバスが甲殻類を捕食しているわけではなくベイトフィッシュを捕食している個体も存在しますが、そういったバスはどこでベイトフィッシュを捕食しているのでしょうか?

 

ベイトフィッシュを捕食しやすいタイミングは一日のうちで水温が最も下がる朝です。真夏は特に朝マヅメのタイミングにバスが捕食のすることが多くなり、日中は行動量が減ります。

つまり、日中はバスが居るけど喰わないという事が多くなります。真夏の八郎潟を攻略するにはこの居るけど喰わないバスをどうやって口を使わせるかがポイントになります。

とはいえ、居るけど喰わないバスの攻略法については早春の八郎潟攻略の時に既に解説済みです。

【居るけど喰わないバス=リアクション&喰わせ】これで攻略が出来ますよね。

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