秋田県屈指のバスフィールドとなっている八郎潟は、昔は琵琶湖に次ぐ日本第2位の広さを誇る湖でした。農業地の拡大のため、その湖を干拓し農地にするという国家プロジェクトが進められ、昭和32年から20年の歳月と852億円という莫大な費用をかけて現在のような形が出来上がりました。
この工事の際に作られた八郎潟調整池、東部承水路、西部承水路の総称を一般的に「八郎潟」とか「八郎潟残存湖」と呼んでいます。
当マリーナは西部承水路にて運営しております。
西部承水路は、シェルターマリンのある野石橋より北端に向かって12km、南端に向かって約10km、の細長い水域になります。
水域は全体的に浅く、水深は1~3mぐらいで、もっとも深いところで5mぐらいです。整備された護岸とアシが主なポイントとなります。
水路幅はそれほど広くないので、波が大きく立つことも少なくボートでチェックして回るにはちょうどよい広さのフィールドです。