筆者:加藤敏久
⑪実は釣りやすい真夏編
真夏のアオコを攻略する方法を解説しましたが、今回 本当は厳しいようでそうではない!考え方次第では釣りやすいですよ。という内容で解説していこうと思います。
真夏の八郎潟の攻略思考法
真夏はシーズンを通してもかなり釣りづらいだけではなく、釣り人側も暑く辛い時期でもありますので、出来るだけ無駄をなくして効率的に攻略したいところですよね!?
真夏の八郎潟はアオコだらけでいったい何処で釣りをしたらいいのやら…迷路に迷い込んでしまう方も多いのではないでしょうか?
八郎潟は冬のオフシーズンがあるので春から秋までがシーズンだとすると、早春と晩秋の低水温期はとても釣りづらいですよね?
その期間はあまり釣れないので釣りをする人自体も減るのですが、そんな中でもノーフィッシュ覚悟で釣りに行く方もいます。
そんな早春と晩秋はノーフィッシュ、いわゆる「ボウズ」になる可能性が非常に高いですし、釣り人側もそれは理解していると思いますが、実は真夏も同じように「ボウズ」の可能性が高くなります。
一匹の価値がグッと上昇しているのですが、これは意外と理解されていないため、ノーフィッシュになる可能性を頭に入れていない方は「あれ?今日は厳しいなぁ」のまま一日が終わってしまいます。
初めから早春や晩秋のころのようにノーフィッシュの可能性もあるという事を理解していれば集中力も違ってくるのではないでしょうか?そうなると使うルアーも違うし、入るポイントも厳選するはずです。
ちょっとした違いなのですが、その意識の差が釣果にも繋がってくるのが真夏の八郎潟です。
特にボートで釣りをする人に多いので気を付けましょう。真夏はどうしても水が良くて涼しい水路に多くのバスが入るので、こうなるとオカッパリの方が圧倒的に釣りやすくなります。
そうは言っても広いフィールドの中でバスを探し出すボートの釣りで釣果を出したいボーターの方も多いはずなので、厳しい状況の中でいったいどうしたらいいのか?それを考えていきます。
実は釣りやすいのが真夏!
今までの話をまとめてみると下記の様な感じですね。
・暑くて釣りづらい。
・アオコがあるから釣りづらい。
・水路のような条件の良いところ以外釣りづらい
真夏は釣りづらいと思いがちですが、実はそれは思い違いかもしれません。
まず考えてもらいたいのは、釣りやすいと言ったアフター回復の時期です。
アフター回復の時期は巻きモノの釣りで釣れるから楽しいと思いがちですが、実はバスの体力が回復しているのに加えバスにとって適水温の為、泳ぎ回ってしまって喰わせるポイントが絞り込めないので巻きモノの釣りの効率が良くなるのということです。
つまり、真夏のバスは好条件のポイントに集まる為、釣りやすくなるのです。釣り人からすれば、狙いどころがない泳ぎ回るバスを狙うより、目に見えるストラクチャーなどに着いているバスの方が狙いやすく釣りやすいという事ですね。
真夏のバス=絞り込みやすい
考え方次第で難しくも簡単にもなる真夏の八郎潟ですが、バスの居るポイントは絞り込みやすくなるので後はしっかり喰わせることが出来るかという事だけです。
居るけど喰わないバスを攻略すればノーフィッシュの心配はしなくて大丈夫ですね。