カスタムボートプロジェクト♯19

カスタムボートプロジェクト♯19

当マリーナでローランス製品の取り扱いを始めた為、ここ最近はお客様からローランス製品の取り付け依頼でガレージはバタバタしておりました。

それもあってローランスゴーストとHDSLIVEをデモ艇のフィッシャーFX-18へリギングする作業報告がおくれてました。

 

前回からのカスタムボートプロジェクト♯16からのつづき

 

もともと付いていたミンコタ社ウルトレックスのマウントを取り付けた際に開けた穴がそのまま使えるのですが写真のようにモーターを挙げた状態にするとスタンドポールがガンネルに干渉してしまいます。ゴーストのマウントを内側にオフセットすれば解決するのですがそれだとガンネルに新しくまた穴をあけなければなりません。

できるだけボートにドリルで穴をあけたくないので写真のように工夫してみました。

これで本体の取り付けはオッケー。

次ぎにゴースト専用のGPSアンテナを取り付けます。

このアンテナでスポットロック等の制御をします。

リセストレイにペダルを設置します。

因みにゴールはペダル上のフットスイッチの位置を左右どちらにでも選べます。

写真はフットスイッチが左のバージョンです。

リア側のHDSLIVEはストラクチャースキャン3Dの振動子です。この振動子は既にもう一艇のイーグル155に取り付けでおり性能は実証済み。以前の物より格段に映し出される画像が鮮明になっております。

アルミボートと違いバスボートの場合は振動子の配線を取り回す際にデッキの下のストレージケースを外してから配線の取り回し作業を行ってゆきます。

↑ドライバースシートの後ろ側のストレージハッチを開けてケースと取り外すとこんな感じ。

ここはめったに開ける箇所ではないのでついでに溜まった汚れやゴミを掃除します。(写真は掃除前)

↑リア側のハッチを開けてバッテリー3個を外してその下のフロアパネルも外してストラクチャースキャン3D振動子の配線の取り回しを行います。銀色凹型の物体はガソリンタンク。

↑写真中央に見える丸い物体はポンプです。この部分もめったにアクセスする事はないので故障はしてませんがビルジポンプ、ライブウェル用の循環ポンプ(内循環用と外循環用)計3つのポンプも新品と交換しておくことにしました。

今回のご報告はここまで。

作業はお客さまご依頼のボートカスタムやメンテナンス作業の合間を使って確実にすすんでおります。

 

※ローランスのゴースト、フィッシャーへの取り付け後、テストが完了したら試乗できますのでご希望の方は池田まで連絡をください。他にも最新のローランス製品をこのあとフィシャーFX18にリグしてゆく予定でおります。取り付け作業や取り付け後、湖上でのテストの模様はこのカスタムボートプロジェクトでご報告してゆく予定でおりますのでご興味ある方は乞うご期待。

 

 

 

 

 

 

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