チャプター④八郎潟という最高の湖 ~早春に有効なルアー編その2【加藤敏久】

筆者:加藤敏久

 

基本的な流し方

八郎潟は基本的には1つのストレッチを流して釣っていくことが多くなりますが、早春の時期に流すときはどのように流していくのか?というのを解説していきます。

巻きモノと喰わせの使い分け

前回ご紹介した巻きモノ用タックルと喰わせ用タックルの2タックルで基本的にはOKなので、今回はこのタックルの使い分けですが、巻きモノ8に対して喰わせ2くらいの割合で使います。

基本的にはリップラップの釣りになる八郎潟なのですが、意外とリップラップの釣りは難しいという方が多いです。理由は変化に乏しい中をただ流していくので狙いどころが分からないという意見が多いです。

確かに一見するとただの石積が永遠と続いているように見えます…例えばここをネコリグだけで釣るとなると…

といった感じで狙うべきポイントがぼやけてきます。慣れれば問題ないのですが、基本的に難しいのと、時間が掛かり過ぎて効率が悪くなってしまいます。

誰にでもできる効率的な攻め

ワームの釣りがメインでは狙いどころが明確になっていない限り広大な八郎潟において効率が悪くなってしまいます。そこで有効になるのが巻きモノの釣りです。

様々な巻きモノがある中でなぜクランキングシャッドが良いのか?

巻きモノの中でもリアクション要素と喰わせ要素を持っているルアーだからです。波動も強過ぎず、シルエットも小さく、シャッドというネーミングですが、シャッドとクランクベイトの中間のような存在だと思います。

以前の八郎潟だと今日は(春は)クランクベイトでよく釣れた!なんていう方が多かったものの最近はあまり聞きません…

湖がそんな状態なら、単純に考えてクランクベイトよりも波動を弱くしたルアーが有効になるのではないか?と思いますよね。

普通のシャッドではアピール力(波動)が弱すぎて、クランクベイトでは強すぎるとしたら、中間に位置するクランキングシャッドが釣れる理由としては十分なのではないでしょうか?

話を戻して…

リップラップのストレッチを効率的に攻める方法ですが、基本的にクランキングシャッド(やクランクベイト)を巻いていきます。

前回も書いたように、どこで食わせるのかを意識してキャストしていく中で、ピンポイントで狙うべきスポットを探していきます。

つまり、喰わせで釣るポイントを探しつつ巻いていくのですが、それでは喰わせのポイントはリップラップの中のどこでしょうか?

正解は、水中岬や小さな張り出しと言った水中の地形変化です。

巻モノのルアーを使う事でボトムを感じながら巻く事で、巻き感じが変わることで地形変化も分かります。

それ以外にも巻モノをテンポよく巻きながら流していくと、岸際にちょっとした張り出しなんかが薄っすらと見えたりします。

そうやって見つけた地形変化には、巻モノの釣りに加えて喰わせの釣りを入れて行きます。

 

この釣りを繰り返していれば地形変化を覚えられるだけでなく、巻モノの釣りと喰わせの釣り、どちらが有効なのかも見えてくるでしょう。

つまり、八郎潟の地形が覚えられる上にパターンも構築できて一石二鳥の効率的な釣りという事です。

 

狙うべきポイントが見えたら

上記の内容で何となく狙うべきポイントのイメージはできたでしょうか?

一つ気を付けてもらいたいのは、巻きモノは喰わせを入れるポイントを探すのに使う!ということに重きを置くのはよくないです。クランキングシャッドの釣りがハマればそれ自体が喰わせに置き換わるほど効果的になるので、巻きモノでのパターン構築が出来るようにしましょう。

それには、以下の要素に気を付けるといいです。

・リトリーブスピード(速い方がいい時もあれば逆もあります)

・ボトムへの当て方

・ルアーを通すコース

・レンジ

・カラーローテーション

・ボートポジション

これらを常に意識して1つのストレッチを流していきます。すべてが最重要ポイントなのでシーズン開幕から良い思いがしたい人はお忘れなく。

一方で喰わせのポイント(地形変化)が分かったらどのように攻めたらいいのか?

こちらは特に難しくなく、水中岬を例に出すと、岬に対して4か所攻めればOKです。

①岬の右面

②岬の左面

③岬の上

④岬の先端

この4点を丁寧に探ればいいのですが、ここでもパターンが見えてくるポイントがあります。

例を挙げると、①~④の中で②で釣れたとします。その日は風が強く②岬の左面が風下側でした。そして次のポイントでも同じように②で釣れました。

つまり、この日は風下側にバスは居ることが分かります。このことを発展させてパターン化していけばすべてのポイントで風下側から攻めることで効率化されていきます。アシを攻める時も風下を、水門を攻める時も、杭を撃つ時もすべて風下側を意識します。

これで何匹か釣れたらパターンとして強いことが証明されますので、そのあとはストラクチャーの風下を撃つ釣りだけでOKということです。

 

ワームのカラー

八郎潟で圧倒的に釣れるワームのカラーをご紹介します。

八郎潟でのワームのカラーは【グリーンパンプキン/ブルーラメ】がメインにするのにおススメで、それで反応が悪い時はグリーンパンプキンを使います。

両カラーともよく釣れる一般的なカラーなのですがグリーンパンプキン/ブルーラメがメインということがポイントです。

基本的にはこの2つのカラーをメインに考えて、その他は季節や天候に合わせて他のカラーを使用するのがおススメなのでカラー選びに迷ったら使ってみてください。

八郎潟でよく釣れたカラーについてはまた別記事で詳しく書きます。

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